日本での結婚発表記者会見を終えたばかりの台湾と日本の卓球選手、江宏傑さんと福原愛さんは22日、台湾台北市内で記者会見を行いました。福原愛さんは流暢な中国語で記者からの質問に答えたほか、会見冒頭では台湾語での挨拶も披露しました。
日本の卓球選手・福原愛さん:「みなさんこんにちは。福原愛です。今日みなさんにお会いできてとても嬉しい。どうぞよろしくお願いします。ありがとう。」
会見冒頭、台湾語で挨拶をした日本卓球界の女王福原愛さんは、日本での結婚発表記者会見を終えた後すぐ台湾へ戻り、22日この嬉しい報告をしてくれました。
台湾の卓球選手・江宏傑さん:「愛さんが僕に月の土地を買ってくれた時、とても感動しました。どんな時もいつも一緒にいたいと思ってくれている気がしました。」
日本の卓球選手・福原愛さん:「あの時はちょうどクリスマスでしたので、何か驚くようなプレゼントを彼にあげたいと思いました。それで、月の土地を購入できると知って、彼にプレゼントしたんです。その時に自分の分も買ったので、私たちはご近所さん同士になりました。」
記者会見で江宏傑さんは、近々試合があるため結婚式は年末か年明けに行いたいと言い、日本では毎食愛さんの手作り料理を食べていると幸せそうに話し、福原愛さんも、グルメな江宏傑さんが各地の美味しいものを食べに連れて行ってくれると嬉しそうに話しました。
日本の卓球選手・福原愛さん:「彼は今年からチェコでの試合に出ているのですが、練習場所がドイツなので、私もよくドイツへ行きます。日本にも家がありますし、彼が台湾の家の鍵を私にプレゼントしてくれましたから、台湾にも家があります。ですから、世界のどこでも、一緒にいられるでしょう。」
江宏傑さんは、両親はあまり結婚のことをあれこれ聞いてこないものの、愛さんの生活や気持ちについて、実の娘に対するように心配していると言いました。
日本の卓球選手・福原愛さん:「私も彼のお母さんと同じように、家庭を守りながら、彼のことを励ましサポートしていきたいと思っています。奥さんになるのは初めてですから、至らないところがたくさんあると思いますが、時間をかけて学んでいきたいと思います。」
台湾の卓球選手・江宏傑さん:「僕の目標は日本語を習得することです。」
福原愛さんは、結婚後は良き妻となるために、しばらく卓球から離れるものの、多くの日本の女性運動選手が結婚とともに完全に引退するのとは異なり、卓球を今後も続け後輩の手本となりたいと語りました。