中国軍とインド軍が国境地帯で対峙し合う緊張状態が続く中、中国の携帯電話メーカーがユーザー情報を盗み取っているとして、インド政府が調査に乗り出しました。
香港紙「経済日報」がインドメディアの記事を引用し報じたところによると、インド政府は「データ漏洩によりセキュリティーに危害を及ぼす心配がある」と複数の中国の携帯電話製造メーカーに警告し、中国製電子製品の捜査を開始しました。
インド電信局が警告したもので、メーカー側に8月28日までに携帯電話をインドの安全規約に則ったものに改善するよう求めました。
インド政府の情報筋は、多くの中国製電子設備がデータを中国のサーバーに送信・保存しており、こうした軍事緊張が生じている際に、セキュリティーに危険を及ぼす可能性があるとインド政府は考えていると述べました。
「経済日報」は、インド政府が中国製携帯電話の調査に乗り出したのは、両国の軋轢が経済へと拡大したことの表れだとしています。
新唐人テレビがお伝えしました。