『三字経』第4単元 卞和 玉を献ずる

三字経』第4単元 卞和 玉を献ずる

 

琢   不  
yù bù zhuó  bù chéng qì
玉 琢(みが)かざれば 器を成さず

學   不  
rén bù xué  bù zhī yì

人 学ばざれば 義を知らず

子   方  
wéi rén zǐ fāng shào shí
人の子と為(な)りては 少(わか)き時に方(あた)りて

友   習  
qīn shīyǒu  xí lǐ yí

師友に親み 礼儀を習え

 

《解釈》

粗玉は磨いて初めて美しい宝玉となる。人も同様に熱心に学べば聖賢の教えが分かる。子供達は皆、幼い頃から先生に師事し、素直に学ぶ姿勢を養うべきである。また良友と交わり、道徳や礼儀を学ぶべきだ。

《注釈》
玉:玉(ぎょく)、たま
琢:彫ったり磨いたりする
成:なす、成就する、達成する
器:うつわ
知:知る
義:義理、道理、礼儀
爲:・・・である
方:ちょうど、まさに、あたかも
禮:礼儀
儀:儀式、挙動、立ち居振る舞い
少時:幼いとき
親:親しい

 

 

 

 
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