『三字経』第11単元 黄帝と音楽

三字経』第11単元 黄帝音楽

  怒   曰  
yuē xǐ nù yuē āi jù
曰(いわ)く喜怒 曰く哀懼(く)

  欲   七  
ài wù yù qī qíng jù
愛悪欲 七情が具(そな)わる

  革   木  
páo tǔ gé mù shí jīn
匏(ほう)土革 木石金と

  竹   乃  
sī yǔ zhú nǎi bā yīn

糸竹と 乃(すなわ)ち八音

《解釈》

喜びや怒り悲しみに、恐れや愛情そして憎悪に欲望。人には皆7つの情が有る。中国の古代に、ユウガオや粘土、皮革や、材木に玉石そして金属と、弦や竹の8材料で作った楽器を八音と言う。

《注釈》

愛:愛する、好きである
怒:怒る
哀:悲しむ、可哀想に思う
懼:怖がる
惡:憎む、嫌う
欲:欲望、欲心、欲しがること
具:備えている

匏: ユウガオ。形状はヒョウタンに似ている。ユウガオで造った楽器
土: 粘土、または粘土を焼いて造った楽器
革:皮、または皮で造った楽器
木 :木、または木で造った楽器。
石:玉または石、または玉石で造った楽器
金:金属、または金属で造った楽器
絲:絹糸をよった弦、または絹糸をよった弦で音を出す楽器
竹:竹管楽器
音:音、音声。ここでは楽器を指す

 

 
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