中国高速鉄道で火災 14便運行中止 

中国国産高速鉄道の車両が炎上する事故が25日発生した。死傷者はいないもよう。

中国メディアによると、火災が起きたのは、青島発杭州行きの列車。この日の正午ごろ、途中の安徽省定遠駅に停車中、2号車が突然炎上した。原因は電気設備の故障とされている。火は駆けつけた消防隊によっておよそ1時間後に消し止められた。

乗客らの話では、当時、火災を知らせる車内アナウンスがあり、乗客は緊急避難した。2号車の屋根から濃い煙と火が立ちのぼり、あたりの視界がなくなっていた。

事故現場の写真では車体の一部が焼失したのがわかる。この影響で、14便は運行を取りやめたという。

中国の高速鉄道といえば、運行開始4年目の2011年、死者40人、負傷者約200人(当局発表)を出した追突脱線事故があった。

 
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