[パリ 28日 ロイター] – パリのセーヌ川で28日、水位がさらに上昇したことから、住民1500人が洪水発生の可能性に備えて避難している。
パリの警察当局者は記者団に、パリを含むイルドフランス地域圏で1500人前後を自宅から避難させたと説明した。当局によると、セーヌ川の水位は28日から29日午前にかけてピークとなる見通しで、2016年にはこの水位で洪水が発生した。
すでに川沿いの歩道が冠水し、ルーブル美術館の地下展示部分は閉鎖されている。観光客用の遊覧船「バトー・ムーシュ」が欠航する中、アスファルト上に当たる場所で白鳥が泳ぎ、流されたネズミが通りに上がってくるなどしているという。