[東京 30日 ロイター] – 総務省が30日発表した昨年12月の完全失業率(季節調整値)は2.8%で11月(2.7%)から悪化した。厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率(季節調整値)は1.59倍と前月から上昇。1974年1月以来の高水準となった。
完全失業率は、ロイターの事前予測調査で2.7%が予想されていた。
有効求人倍率は、ロイターの事前予測調査で1.57倍が見込まれていたが、結果はこれを上回った。有効求人数は前月比1.8%増、有効求職者数は同0.2%減だった。
新規求人倍率は2.42倍と前月から上昇、過去最高を更新した。