[マイアミ(米フロリダ州) 29日 ロイター] – 米メジャーリーグサッカー(MLS)は29日、元イングランド代表主将のデービッド・ベッカム氏らがオーナーを務め、フロリダ州マイアミを本拠地とする新クラブがリーグに参入する権利を認めたと発表した。
MLSのドン・ガーバー・コミッショナーは「マイアミは適切な人材を得て、参入に適切な時期が来た」と、地元関係者とファンが出席した集会で発言した。その後報道陣に対し、2020年の参戦を目指しており、スタジアム建設中は一時的に別の場所で試合を開催する可能性があると明らかにした。
ベッカム氏は4年前からフロリダ州南部でのチーム立ち上げを企画していたが、スタジアム建設地などが問題になっていた。同氏は新スタジアムが2万5000人を収容し、2021年に間に合ってほしいと希望を述べた。
新チーム名やロゴなどの詳細は今後発表される予定。ベッカム氏はチーム名やチームカラー決定のプロセスにファンが加わってもらうことが重要であり、この日は全容を発表しなかったと説明した。
クラブの共同オーナーには、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長らが名を連ねている。