[29日 ロイター] – インテル<INTC.O>が自社の半導体の脆弱性対策として配布したパッチ(修正ソフト)にバグが生じている問題で、米マイクロソフト<MSFT.O>は29日、同パッチを無効化する緊急アップデートを公開した。
インテルは前週、同パッチを適用したコンピューターが通常よりも頻繁に再起動を繰り返すなどの報告を受け、同パッチの使用をやめるようコンピューターメーカーなどの顧客に通知していた。
マイクロソフトによれば、同パッチによりシステムが不安定になり、場合によっては「データの喪失または破損」が発生するという。
マイクロソフトは今回のアップデートにより、予想外の再起動を防ぐとした。またすでに影響を受けている顧客に対して、ウェブサイト「マイクロソフト・アップデート・カタログ」から手動でダウンロードを行うよう呼び掛けた。