カナダで20カ国外相会議 対北朝鮮制裁強化に合意

北朝鮮の核・ミサイル問題への対応策を議論する20カ国の外相会議が16日、カナダのバンクーバーで開幕した。現行の国連対北朝鮮制裁措置に加えて、新たな制裁を検討することに合意した。

共催国の米国とカナダの共同声明は、参加国は北朝鮮と韓国間の対話を後押しするという共通認識を確認したとしている。

今回の会議は昨年11月末、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星-15」型を試験発射した直後、米国とカナダの外相が提案したもの。日本、韓国、インド、スウェーデンなど合わせて20カ国が出席、中国とロシアは招待されなかった。

 
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