中国の漢方医学では、就寝前に10〜15分間足湯を続ければ、血液循環を促すだけではなく、心臓にも良く、手足の冷えに効くと言われています。
本日は体を温め、体内の毒を排出できるといわれる「生姜の足湯」を紹介します。
■材料
生姜(およそ手のひら半分の量)
【方法】
- 生姜をサッと洗い、ぶつ切りにする。鍋に水と生姜を入れ、中火にかける。沸騰したら弱火にしてさらに20分煮る。
- ゆで汁を深めのバケツに移して、水温が42℃〜45℃ぐらいになるまで水を加える。
- 座ったまま両足をバケツに入れる(ふくらはぎあたりまで)。約10〜15分間そのまま足を温めます。
- 途中、湯の温度が下がったら、熱湯を加えても良い。
【健康効果】
・風邪を引いている時にすると、喉の痛みや頭痛を軽減し、免疫力を高める。
・下半身の血液循環を促し、静脈拡張の症状や下半身のむくみを改善。
・体の寒気を排出し、「寒(冷え性)・湿」の体質を変える。
■ 注意事項
・足浴後は体を冷やさない。汗をかいたなら、冷たい風に当たらないようにする。
・空腹または食後30分以内は控える。
・足浴後、暖かいお茶や水を飲んで水分を補給する。