[東京 31日 ロイター] – ソフトバンク<9984.T>と、格安スマートフォン事業を手掛けるLINEモバイル(東京都新宿区)は31日、ソフトバンクがLINEモバイルに51%を出資することで合意したと発表した。
格安スマホ事業は競争が激化しており、LINEモバイルはソフトバンクの支援を仰ぐことで、生き残りを図る。
両社は同日、戦略的提携を進めることで基本合意した。ソフトバンクはLINEモバイルが実施する第三者割当増資を引き受け、同社に51%出資する。LINE<3938.T>の出資比率は100%から49%に低下する。3月ころの取引完了を目指す。
LINEモバイルの嘉戸彩乃社長は続投する。
LINEモバイルは、2016年に仮想移動体通信事業者(MVNO)としてサービスを開始したが、加入者数などのデータを明らかにしておらず、実態はわかっていない。
(志田義寧)