「鏡の裏に残されたメッセージ」に家族たちは言葉を失った 

ガンにかかった13歳少女の若すぎる死 

イギリスの13歳の少女が亡くなってから数日後、父親は、生前彼女が使っていた鏡の裏に、秘密のメッセージが記されているのを見つけました。『毎日をせいいっぱい生きる』、それは死を目前にした十代の少女が、世界中の人々に向けて語った、力強いメッセージです。

2014年5月28日、イギリスのレスター市ニューパークス在住のアテナ・オーチャードちゃんは、骨肉腫により13歳という短い人生に幕を閉じました。

彼女のガンは、2013年12月に頭に小さなコブが見つかって以来、肩・脊髄・脊椎へと、急速に転移しました。

「娘はとても美しく、運動が得意で、ボクシングが大好きでした。娘が次第に弱っていくのは、見ていられませんでした」と、彼女の母親のキャロラインさんは語ります。

アテナちゃんは死に直面した際、寝室の鏡の裏に、闘病中の気持ちを3,000語にのぼる手紙としてつづりました。

父親のディーンさんは、娘の死後、鏡を動かすと、唖然とするような発見をしました。 マーカーペンで書かれた秘密のメッセージを見つけたのです。

「私は、娘のメッセージを読み始めました。でも、それを読み続けることはできませんでした。メッセージは長く、あまりにも胸が張り裂けそうな内容だったからです」と、ディーンさんは語ります。

アテナちゃんは、「人生」「死」「幸福」に関する自分の考えを、胸を突くような表現で書いていたのです。

「毎日が特別な日なのよ。せいいっぱい生きなきゃ。明日には不治の病になるかもしれないんだから。あなたが自分の人生をむなしくするなら、本当にむなしくなるだけよ」

「人生の意味は、人生の意味を見出すことにあるの。平凡な人生と非凡な人生の差はほんのわずか。幸福は目的じゃなくて、過程が大事」

「一緒にいてくれてありがとう。いつまでも幸せで、自由でいてね。信仰心を忘れず、いつまでも若さを感じていてね」

「幸せを感じられるかどうかは、100%私たち次第なの。それはハッピーエンドに辿り着けたかどうかじゃなくて、それまでの過程で何をしたかよ」

彼女の言葉は力強く、人を勇気づけ、希望にあふれ、知恵に満ちています。とても13歳のものとは思えないものです。

「これは私の人生。あなたの人生ではないのよ。私のことはもう心配しないで。 世間の人たちは、あなたを憎み、あなたを蔑み、あなたを傷つけるわ。でも、それに耐える強さがあなたにはあるし、あなたをあなたにしてくれるのよ」

「人生は、上がったり、下がったり。挫折がなければ、成功にも意味はないわ」

彼女は化学療法が始まっても、常にポジティブでした。

「泣く理由なんてないわ。あなたたちがずっと私の側にいてくれることを知ってるもの」

「一日で出来なかったからって、大した考えもなしに、あきらめないで。私は、むなしい日々をより良くする女の子になりたいの。そして、あなたに『彼女に会えてから、私の人生は変わった』と言って欲しいの」

アテナちゃんが亡くなったあと、6人の姉妹と3人の兄弟が残されました。途方に暮れる家族たちも、彼女が秘密のうちに残した言葉で、彼女の存在を感じることができます。

NY Daily News.の報道によれば、母親のキャロラインさんは「娘の言葉を読むと、娘がまだ私たちと一緒いるように感じられます。娘は強靭な精神を持っていました」と語ったそうです。

そしてEpoch Timesの報道によれば、父親のディーンさんもまた、「アテナが死んだとしても、彼女の言葉は不滅です」と語ったそうです。

 
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