NZ与党支持率が10年ぶり高水準、首相の人気も上昇

[ウェリントン 1日 ロイター] – ニュージーランドの与党労働党の支持率が10年超ぶりの高水準となり、アーダーン首相(37)の支持率も大幅に上昇している。

31日夜に公表されたニュースハブ・リード・リサーチの世論調査によると、昨年9月の選挙以降、労働党の支持率は5.4%ポイント上昇して42.3%となり、前回政権を取った2007年以来最高水準となった。

調査は1月18─28日に行われ、調査期間の大半は、アーダーン氏が19日に現役の首相として初めての妊娠を発表し、6月に第1子を出産すると明らかにした後に当たった。

アーダーン氏を好ましい首相として挙げた回答者の割合は38%で、前回調査が行われた昨年9月から8.3%ポイント上昇し、国民党のビル・イングリッシュ党首を挙げた26%を上回った。

国民党の支持率は、ほぼ変わらずの44.5%だった。

 
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