五輪=プーチン大統領、CASの裁定歓迎

[ロストフ 1日 ロイター] – 2014年ソチ冬季五輪のドーピング問題で、国際オリンピック委員会(IOC)からロシア28選手に下された処分をスポーツ仲裁裁判所(CAS)が無効としたことを受け、ロシアのプーチン大統領は1日、その裁定を歓迎した。

プーチン大統領は「今回のことは喜び以外の何物でもない。我々の選手の多くが潔白であるというロシアの立場を裏付けている」とコメント。ドーピング問題については世界反ドーピング機関(WADA)とともに撲滅に向けて継続した努力が必要だとし、「プログラムと規約を完璧なものにしていく」と述べた。

一方、IOCは28選手たちに関し、今回の裁定を受けて2月9日に開幕する平昌冬季五輪に参加できるようになるとは限らないとしており、出場の可否は不透明な状況となっている。

 
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