英リバプールで中国の兵馬俑の展示会、約10年ぶり

[リバプール(英国) 6日 ロイター] – 英リバプールの世界博物館で今週から、中国の兵馬俑の展示が行われる。英国での展示は2007─2008年以来約10年ぶり。

この時は85万人が見学に訪れる人気ぶりで、1972年のツタンカーメン展示に次ぐ博物館史上2番目の来場者数を記録した。

今回の展示の目玉は、軍馬俑を含む実物大の像10体。これらは中国の初代皇帝である秦の始皇帝の陵墓を守るため、約2000年前に兵士や馬をかたどって作られた素焼きの土製の軍隊の一部。

兵馬俑は1974年に村人によって偶然発見されて以来、発掘はまだ続いている。全体では7000─8000体があると推定されている。

展示は2月9日から10月28日まで開催される。

 
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