[ロサンゼルス 6日 ロイター] – 来週世界各地で公開されるディズニーの新作映画「ブラックパンサー」(日本公開3月1日)が、マーベルのスーパーヒーロー映画としては珍しい高評価を得ている。
マーベル初の黒人スーパーヒーロー単独作品で、監督のライアン・クーグラーはじめ、出演するチャドウィック・ボーズマン、マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴ、アンジェラ・バセットらもほぼ全員が黒人。
ネットメディア「デイリービースト」は、「すべての黒人へのラブレター」とのレビューを載せている。また、ローリング・ストーン誌は「長年、多様性は認めなられてこなかったが、その状況を変えるもの」などと評している。
映画批評サイト、ロッテン・トマトでは100%という「フレッシュ(新鮮さ)」評価を得ている。
同作は、超文明国ワカンダの若き国王とヒーローという2つの顔を持つ主人公が、国の秘密を守るために敵と戦いを繰り広げるというストーリー。
全米公開は16日。公開後初の週末での北米興行収入は、1億5000万ドル(約164億円)が予想されている。