熊本県キャラクターのくまモンが台湾を「公式訪問」し、熱烈な歓迎を受けました。
2月4日、彰化（しょうか）県のガラス工芸館に姿を現したくまモンは、壇上で愛くるしい踊りを披露し、地元のくまモンファンの心を鷲掴みにしました。
彰化県市民
「とても可愛いらしい。遠い日本からはるばる来てくれて。初めてです。大好きです」
「とても可愛くて 面白いです」
館内には熊本展示館が設置され、畳やくまモンの関連グッズが陳列されています。熊本県農林水産部森林局長、山下裕史さんは、今回のイベントは、熊本地震の際に手厚い支援を寄せてくれた台湾への恩返しでもある、と述べました。
熊本県農林水産部森林局長 山下裕史さん
「台湾にはヒノキとか多くて、昔の方は木造に住んでいたんですが、最近は木が切れなくなって、木造が減っているらしいです。そこでわれわれの木を持って行って使っていただきたい。それと、熊本地震でもいろんな交流がありました。ご支援をいただきました。そういう恩返しもしたいという二つの意味があります」
台湾ガラス工芸館理事長 林肇睢さん
「熊本館の開設は双方にとってもプラスで、相乗のビジネス効果が見込めるうえ、台湾の魅力を世界にみせる機会でもあります」
くまモンがガラス工芸に挑戦し、自分の形をしたガラス細工を作るなど、ファンと至近距離でふれあいました。
