五輪=フィギュア女子、宮原4位・坂本6位 15歳ザギトワが金

[23日 ロイター] – 平昌冬季五輪は23日、フィギュアスケート女子のフリーを行い、ショートプログラム(SP)4位の宮原知子は146.44点、合計222.38点でともに自己ベストを更新し、4位に入った。

宮原は競技後、「自分のやれることはすべてできたので、この場に来られたことが本当に光栄だと思うし、すごく感謝している。ここまで来たからにはやってきたことをすべて出したいと思って滑った。結果は悔しいが、やれることはすべてやったので次につながると思う」と振り返った。

SP5位の坂本花織は136.53点、合計209.71点で6位。「ノーミスでできなかったことがすごく悔しかったが、この場でやり切った気持ちはあったので最後は笑顔になった」とコメント。さらに、「10代で1回経験したら、次はもっと自信を持って臨めると思う。この歳で経験できて良かった」と先を見据えていた。

個人資格の「ロシアからの五輪選手(OAR)」として出場し、SP世界歴代最高得点で首位に立った15歳のアリーナ・ザギトワは156.65点、合計では239.57点で金メダルに輝いた。

世界選手権2連覇中でSP2位のエフゲニア・メドベージェワ(同)は最終滑走で156.65点、合計238.26点で惜しくも頂点には届かなかったが、銀メダルを獲得。ケイトリン・オズモンド(カナダ)が合計231.02点で銅メダルだった。

 
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