[ソウル 21日 ロイター] – 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、韓国、北朝鮮、米国の3カ国首脳会談を行う可能性があるとの見解を示した。会談の目的は朝鮮半島における核の脅威を取り除くことであるべきだと指摘した。
文大統領は来月、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談する予定。トランプ米大統領も5月末までに金委員長と会談を行う意向を示している。
文大統領は、南北首脳会談に向け韓国大統領府で行われた準備会合後、「南北首脳会談後の米朝首脳会談は歴史的なイベントになるだろう」と語った。
また、一連の首脳会談は朝鮮半島の核・平和問題の「完全な終結」を目指すべきだとの見解を示した。