[台北 28日 ロイター] – 台湾では、トイレットペーパーの大幅値上げを恐れた消費者が、週末にかけて買いだめのためスーパーマーケットに殺到する騒ぎとなった。
ある買い物客は「2、3カ所のスーパーを回った。欲しい品物がないけど、手に入るものをとりあえず買う」と話した。
消費者保護当局では、商品カタログが印刷ずみのため3月中旬まで価格の変更はないとして、心配しないよう呼びかけている。
地元メディアによると、パニック買いが始まったのは、原料のパルプの供給不足からトイレットペーパーのメーカーが10─30%の値上げを考えているといううわさが広まったため。