もしあなたが友人の家に夕食に招待され、席に着いてふと横を見ると、そこに大きな大きなクマがいたらどうしますか?
モスクワに住むこちらのカップルにとって、それは日常的な事です。
約213cmもあるクマのステファンに出会ったスベトラナさんとユーリーさんの夫妻は20年前にそのクマ、ステファンを引き取りました。
外からみると、どう猛な茶色いクマに見えますが、訓練を受けた犬よりもステファンの方がおとなしいそうです。ステファンは夕食の時間や毎週の映画の時間にはソファーに座って大好きな「両親」にくっついています。
パンテレンコ夫妻にもらわれたステファンは、一人ぼっちで森で苦しんでいたところを保護されたのだそうです。
しかし世間には、ステファンがちゃんと暮らせているのかという意見もあります。夫妻はステファンが小さい頃から同じ屋根の下で寝て、同じテーブルで食事をとり、生活を共にしています。
ロシア文化においては、クマを飼いならすというのはよく議題に上がるトピックのようですが、パンテレンコ夫妻はステファンには歩いたり運動したりするスペースが十分確保されていると明言しています。ステファンが大好きなサッカーもあちこち歩き回って探検するのも十分できる広さのようです。
多くの人にとっては、一緒に暮らして楽しいと思えるペットではないかもしれませんが、Facebookにコメントしている人の中にはそれほど珍しくはないという意見もあります。
家に帰ってきてクマがハグしてきたら、嬉しいけどちょっと怖いかも?