数学なんて学校を卒業したら何の役にも立たないと思ってはいませんか? でしたらこの、韓国の屋台の物売りがお菓子を作る様子を見てください。まずは冷たく固い円盤状の蜂蜜を取り上げ、コーンスターチをまぶすと、輪っかの形にして、糸のように細くなるまで引っ張り、半分に折るのを繰り返します。倍に増える蜂蜜の糸を数えると、たった2分で1万6千本に達しました! すごいですね。
物売りが蜂蜜の糸を半分に切ってから更に小さく切り分け、木の実のあんを包むと出来上がり! このお菓子は「王様のお菓子」や「龍の髭の飴」或いは「蜂蜜糸のかせ」と呼ばれ、かつては王様とその客人だけが食べられた特別のお菓子なんだそうです。どんな味なのか気になりますね。