[パリ 31日 ロイター] – フランスのルメール財務相は31日、パリ訪問中のロス米商務長官に対し、欧州からの鉄鋼・アルミニウムに対する米国の輸入関税は不当で、成長と自由貿易にとって危険と述べた。米国は数時間後に欧州連合(EU)製鉄鋼・アルミニウムに対する輸入関税適用計画を発表する予定。
会談後記者団に「米国最大の貿易相手である欧州との貿易紛争を望むかどうかは、すべて米国次第だ」と述べた。また、米国が輸入関税適用を決めた場合、「あらゆる必要な措置」を講じると強調した。