自殺したケイト・スペードさん、うつの治療受けていたと夫が明かす

[6日 ロイター] – 5日にニューヨーク・マンハッタンにある自宅で死亡しているのが発見されたファッションデザイナーのケイト・スペードさんについて、夫のアンディ・スペードさんは6日、米紙ニューヨーク・タイムズに掲載された声明で、ケイトさんが何年もうつ状態に苦しんでいて、夫婦は10カ月前から別居していたことを明らかにした。

ケイトさんは自殺したとみられている。55歳だった。

声明は、アンディさんと娘は「彼女の死に打ちのめされており、彼女のいない人生を考えることはできない」としている。

また、ケイトさんが5年にわたってうつや不安の治療で定期的に医師の診察を受け、薬も服用していたとし、アルコールやビジネスの問題は無かったと述べた。自殺の兆候や警告は無かったという。

夫婦の関係については、10カ月前から別居していたが数ブロック離れた場所に住んでいて、「娘は両方と暮らし、毎日にように会ったり話したりしていた」と説明、離婚については話し合っていなかったと述べた。

 
関連記事