[7日 ロイター] – ホンダ<7267.T>と米ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>は7日、電気自動車(EV)向けの次世代バッテリーを巡り提携する計画を発表した。
GMがホンダにEVバッテリーセルやモジュールを提供し、両社が北米市場で販売するEVに搭載する。
GMによると、次世代バッテリーは従来よりも小型で、充電時間も短縮される見通し。関係筋によると生産は2021年ごろ開始するとみられる。
バッテリーパックはEV部品の中で最も高額で、1万ー1万2000ドル程度と、現在GMが販売するEV「シボレーボルト」の価格のほぼ3分の1を占めており、提携によって両社は将来のEV開発コストを大幅に削減できる可能性もある。
関係筋によると、従来のバッテリーセルを供給する韓国LG化学<051910.KS>が、次世代バッテリーセルも供給する見通し。GMは供給契約はまとまっていないとして、詳細には踏み込んでいない。
GMとホンダはこれまでに水素燃料電池EV開発で提携してきている。