[シンガポール 10日 ロイター] – 史上初となる米朝首脳会談を前に、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は10日中に会談の開催地であるシンガポールにそれぞれ到着する見込みだ。
ホワイトハウスによると、カナダで開かれていた主要7カ国首脳会議(G7サミット)を途中で切り上げたトランプ大統領一行は10日午後8時35分に専用機でシンガポールに到着した後、シャングリラホテルに向かう予定。
大統領専用機にはポンペオ国務長官、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)、ケリー大統領首席補佐官、サンダース報道官らが同乗しているという。
トランプ大統領は11日にシンガポールのリー・シェンロン首相と会談する。
韓国の聯合ニュースによると、金委員長の専用機は10日午前に平壌を発ち、シンガポールに向かっているもよう。委員長は同日午後にチャンギ国際空港に到着するとみられている。
9日には平壌からの直行便がシンガポールに到着。シンガポールで会談の準備を進めている金委員長の側近、金昌善(キム・チャンソン)氏が率いる先遣隊に北朝鮮高官が合流したとの見方がある。
10日には北朝鮮の輸送機も平壌からシンガポールに向かった。
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