米国務長官、対北朝鮮制裁継続の重要性強調 中国外相に

[ワシントン 29日 ロイター] – ポンペオ国務長官が28日、中国の王毅外相と協議し、北朝鮮に対する制裁実施継続が重要と強調した。米国務省が明らかにした。

国務省の声明によると、「朝鮮半島の完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)という共通目標の実現に向けた」取り組みについて話し合った。

ポンペオ氏は、北朝鮮が非核化すれば明るい未来が待っているとし、「関連するすべての国連安保理決議の完全履行が引き続き重要だ」と強調した。

特に北朝鮮の違法な石炭輸出や、国連が禁じる洋上の船荷積み替え(瀬取り)で行う精製油の輸入防止が極めて重要と指摘した。

 
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