スーパーモデルの道を一気に駆け上ったプージャ・モルさん。カルバンクライン、アレクサンダーマックイーン、トリーバーチ、ステラマッカトニー、ジバンシー、ロベルトカヴァリ等々のステージも歩きました。
しかしこの女性はファッション界のスーパーモデルだけでない何かを持ち合わせています。
インドで生まれ育ったモルさんは、周りの少女と同様、大学でコンピューター工学を学んでいて、モデルになるとは考えてもいませんでした。きっかけは意外なところからやって来ました。地元の美少女コンテストのイベントClean & Clear Ahmedabad Times Freshに、友人が冗談でモルさんの名前を応募したところ、2012年のミスに選ばれたのです。モデルへの道はここから始まりました。
大学卒業後、モルさんはモデルになりたいとニューデリーに移り住みました。ニューデリーとムンバイのファッションウイークで幾つか仕事をこなしました。そして大手のモデルエージェンシー「エリート・モデル・マネジメント」を代表していた知人が、モルさんの写真をインスタグラムで投稿したのを機に、世界のモデルへの道が開かれたのです。
2015年にはエリート・モデル・マネジメントと契約を結び、2016年にはルイヴィトンのパームスプリングス・リゾートコレクションでモデルを務めました。そして同年、ニューヨークに移り住みました。
モデルの生活は魅力的だと思う人は多いことでしょう。しかし実際は、私生活を覗かれたり、給料を探られたりといいことだけではないようです。モデルをこなしていくには、心身を強く保つことも必要です。
またモルさんの場合はインドからニューヨークに移り住みました。今まで自分が居心地よく過ごせた場所を失い、新しい文化、社会、食べ物に慣れるまでには時間が掛かることでしょう。
モルさんは地に足をつけたいと強く思いました。
3年程前、モルさんは法輪大法(法輪功)に出会いました。法輪大法とは、真・善・忍で道徳を学び、瞑想と気功で心身を鍛えます。
The Epoch Timesのインタビューでは、法輪大法のエクササイズをする度に、地に足が付いてくるように感じると話しています。
「毎日必ず法輪大法の瞑想をする時間をとっているわ。自分が自分でいられて、自分を見つめなおすことができる、私にとっては大切な時間よ。インドで生まれ育ったし、私の家族はスピリチュアルだから、小さな頃から当たり前のように瞑想やヨガをやってきたわ。だからもしかしたら人生とどう向き合うか、人と違うのかもしれない」
モルさん曰く、法輪大法から学ぶべきことは多く、法輪大法はインスピレーションの源になるそうです。以前は事が思わしくない方向に進むと、他人のせいにしていました。今は自分の非を素直に見つめ、どうしたらいい方向に進められるか冷静に省みるそうです。
モルさんは毎朝瞑想と気功を続けています。それがグラウンディングする秘訣だそうです。
「これから起こることに対してストレスを抱えている人が多いように思う。もしその心配とかストレスを手放して、流れに身を任せたら、楽になれると思う。だから、今その瞬間その瞬間を生きていれば、命の尊さをもっと深いレベルで感じられるんじゃないかしら。自分自身をしっかり持ちながら、流れに身を任せるの」とモルさん。
Credits: Pooja Mor