タイ洞窟から少年4人を救出、残る9人は9日以降に

[チェンライ(タイ) 8日 ロイター] – タイ当局は8日、タイ北部チェンライ県のタムルアン洞窟に2週間以上閉じ込められている地元サッカーチームの少年ら13人のうち、4人を救出したことを明らかにした。

残りの少年8人とコーチ1人の救出活動は9日に再開される。

救出にあたったのは13人の外国人ダイバーとタイ海軍特殊部隊(SEAL)のメンバー5人で、狭く水没した経路を安全に通過できるよう少年らを誘導した。

救出作戦を指揮するチェンライ県のナロンサック・オサタナコーン知事は、4人の少年をチェンライ・プラチャヌクロ病院に無事搬送した、と確認した。

また、50人の外国人を含む合計90人のダイバーが参加する次の作戦には、準備に少なくとも10時間必要だと付け加えた。

11─16歳の少年12人と25歳のコーチの計13人は6月23日、ひとりの少年の誕生日を祝うためミャンマーとの国境に近い洞窟に入った後、行方が分からなくなっていた。7月2日に捜索にあたった英国人ダイバーらによって無事が確認され、救出計画が急がれていた。

 
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