ホンダとパナソニック、インドネシアで電池シェア実証研究

[東京 13日 ロイター] – ホンダ<7267.T>とパナソニック<6752.T>は13日、インドネシアで電動二輪車を使ったバッテリーシェアリングの実証研究を12月に開始すると発表した。着脱式のバッテリーをシェアすることで、充電時間などの課題解決を目指す。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受けて実施する。バッテリー残量が少なくなったユーザーは、充電ステーションで充電済みのバッテリーに交換する仕組みで、待ち時間を大幅に短縮できる。

両社と建設コンサルタントを手掛けるパシフィックコンサルタンツ(東京都千代田区)の3社は実証研究に向け、ジャカルタ市に合弁会社を設立する。西ジャワ州やバリ州などに充電ステーションを数十カ所設置。複数個のバッテリーを同時に充電しておくことで、常に充電済みバッテリーを提供できる態勢を整える。

(志田義寧)

 
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