[16日 ロイター] – 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は、自身が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ<BRKa.N>の株式約34億ドル(約3800億円)相当をビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団を含む5つの慈善団体に寄付した。
こうした寄付は2006年以来13回目で、今回の寄付金は昨年の31億7000万ドル相当を上回る過去最大額となった。全財産の寄付を計画しているバフェット氏はこれまで慈善団体に309億ドル強を贈っている。
今回寄付したのはバークシャーのクラスB株で、16日の取引終了時の価格は192ドル。ビル・ゲイツ夫妻が創設したビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団に最も多く寄付され、残りをバフェット氏の身内が運営する4つの財団が受け取った。
今回の寄付後でも、バフェット氏はなおバークシャーのおよそ6分の1の株式を保有しており、フォーブスによると総資産は792億ドルで、世界第4位の富豪だ。