中国北京市朝陽区にある米国大使館前の路上で26日午後1時(日本時間同2時)ごろ、爆発事件が起きた。犯人とみられる男はすでに逮捕された。現場には警官が多数投入され、一時封鎖された。
CNNによると、大使館の広報担当者は取材に対し、大使館付近で爆発物が爆発したと話した。
中国警察当局の発表では、容疑者は内モンゴル出身の26歳の男で、すでに身柄は確保されたという。男は爆発物を起爆する際に負傷し、現在は病院で手当を受けている。ほかに負傷者はいないという。
微博 (ウエイボ)などの中国ソーシャルメディアに投稿された現場の写真では、灰色の煙が大量に立ち上っていた。通行人の話では爆発音が聞こえたという。爆発の規模は小さいとみられる。
Chinese media says incident was a self immolation attempt by a woman. Police claim to have detained the woman and allege she sprayed gasoline on herself outside the US embassy in Beijing.@IndianExpress pic.twitter.com/7Yo5az5ZZo
— zeeshan shaikh (@zeeshansahafi) 2018年7月26日
あたりは、各国大使館が密集するエリア。日本大使館も近隣にある。中国外交部の報道官は定例記者会見で、今回の事件は「孤立した治安事件だ」と述べた。
一方、ソーシャルメディアでは事件に関する投稿があいつぎ当局に削除されている。