[ビバリーヒルズ 27日 ロイター] – 米グーグル傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」は、フランス、ドイツ、日本、メキシコ、インドなどで、海外向けのオリジナル作品を製作し、有料サービスの加入者拡大を目指す計画だ。ユーチューブのオリジナル作品のグローバル部門代表、スーザン・ダニエルズ氏が27日にインタビューで明らかにした。
音楽ドキュメンタリーやリアリティーショー、トークショーなどの作品を現地語で製作し、海外向けに字幕を付けたり吹き替え版を製作したりする。一部は、広告非掲載の有料サービス「YouTube Premium」で配信する計画という。
韓国やインドでは既にオリジナル作品が配信されている。ダニエルズ氏によると、ヒンディー語のクリケットのトークショー「UnCricket」は予想以上に人気がある。また、韓国のアイドルグループ「BIGBANG(ビッグバン)」のリアリティーショーも視聴者数を押し上げ、新規視聴者の50%は海外の視聴者だと説明した。
「視聴者の大幅増が見込める市場にターゲットを合わせている」とし、数週間以内に海外向け作品の詳細を明らかにすると語った。
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