[ロンドン 30日 ロイター] – 英国の欧州連合(EU)離脱について英スカイニュースが実施した世論調査によると、英政府がEUと合意する離脱、合意なしの離脱、またはEU残留のいずれかを選ぶ国民投票を支持するとの回答が、全体の半数に上った。スカイニュースが30日伝えた。
こうした国民投票の実施に反対するとの回答は40%、分からないと答えたのは10%だった。
メイ政権によるEUとの離脱交渉が適切でないとの回答は有権者の78%に上り、3月時点の水準から23%ポイント上昇。メイ政権の交渉が適切だとの回答は10%にとどまった。
メイ首相の支持率は24%に低下した。EU離脱が英国にとって良いとの回答は40%、悪いとの回答は51%だった。
メイ政権が進める合意に基づく離脱、合意なしの離脱、EU残留の3つの選択肢では、48%がEU残留を選ぶと答えた一方、合意なしは27%、合意ありは13%となった。
世論調査は7月20─23日にスカイの顧客1466人を対象にオンラインで実施した。