[福島 30日 ロイター] – 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は30日、福島県で理事会を開き、狂言師の野村萬斎さん(52)が両大会の開会式、閉会式の演出の総合統括責任者に決まったと発表した。
野村さんは2001年、映画「陰陽師」でブルーリボン賞・主演男優賞を受賞した経歴を持つ。
大会組織委員会の御手洗冨士夫名誉会長は、「野村さんは狂言やその他の舞台、映画、それに演出面でも国内外で大変活躍されている。海外にも通用する演出家ということで選んだ」と述べた。
五輪は映画「ALWAYS三丁目の夕日」などで知られる映画監督の山崎貴さん、パラリンピックは広告クリエーティブディレクターの佐々木宏さんが責任者を務めるという。