7月31日、スペインの空港で、離陸直前に携帯電話が爆発し、発火したため、飛行機から乗客が避難しました。
空港の滑走路から撮られた動画は、バルセロナのエル・プラット空港で、乗客たちが膨張式の脱出用シュートを滑り降りてライアンエアー機から逃げる様子を撮影しています。機内持ち込み手荷物を持っている人もいます。この動画はツイッターの Cabin Crew Club に投稿されました。機内から撮影された動画からは、床にある機器が炎に飲み込まれ、人々がパニック状態でそれを飛び越えている様子がわかります。その後、火は消されたようです。飛行機はイビサに向かう予定でした。
「機器が爆発して煙が出始めたとき、私たちはちょうど出発ゲートから100フィート(約305m)進んだところにいました」とある乗客は言いました。「幸運にも、私は最初の列にいたので、パイロットが脱出用シュートを膨らませる前に緊急脱出用のドアを開けました」
携帯電話はニュージーランドからの乗客のものだったらしく、爆発したときは頭上の収納スペースに置かれたスーツケースの中に入っていました。
声明によると、「バルセロナからイビサへの飛行機に乗っていた乗客はバルセロナのエル・プラット空港で緊急脱出しました。これは、外部バッテリーで充電されていた携帯電話から発火したためです。すべての乗客は飛行機から安全にターミナルに避難し、客室乗務員が機器の処理をしました」
「こんなに多くの人々が恐ろしがっているのを生まれて初めて見ました。私が座っていたのと同じ列で携帯式充電器が爆発し、皆走って逃げようとしていました。私は、水をかけて鎮火しようとしました。幸運にも離陸直前だったので、逃げることができましたが、これが離陸後に起きたとしたらと思うと恐ろしいです」とanthcarrioはインスタグラムに投稿しました。