中国当局は3日、北東部の遼寧省と瀋陽省でアフリカ豚コレラ(ASF)が初めて発生したと発表した。これまでにおよそブタ50頭が死亡。感染拡大防止のため336頭を殺処分したが、今もなお流行っているという。
大紀元時報によると、現地住民の話では、当局が巨大な穴を掘って大量のブタを生き埋めしたという。
アフリカ豚コレラとは、ブタやイノシシがウイルスで感染する伝染病。致死率が高いが、人に感染することはない。
日本では、これまで感染例が報告されていない。アフリカでは頻発、ロシアと周辺諸国でも確認されている。
今年5月ごろ、ロシアで広がっていたとみられている。