[ソウル 13日 ロイター] – 韓国統一省は13日、韓国と北朝鮮が首脳会談を9月に平壌で開催することで合意したと発表した。
韓国の趙明均統一相と北朝鮮の祖国平和統一委員会の李善権委員長が同日、軍事境界線がある板門店で首脳会談を巡り協議した。
李委員長は、両者が首脳会談の日程など詳細について合意したと述べたが、具体的な言及は控えた。
ただ、南北関係を計画通り前進させるのに妨げとなる「障害」を取り除くことが重要だと述べた。
趙統一相も李委員長が提起した問題に関する詳細な言及を避けたが、南北関係改善に向けた方法や人道上の問題について協議したと述べた。
また次回の首脳会談において、北朝鮮の非核化や朝鮮半島における平和構築の手法について話し合うことにより、南北関係の改善につながると指摘した。
韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は4月に行われた南北首脳会談で、秋に平壌で再び会談を開くことで合意していた。