【ブロードウェイミュージカル】金字塔コーラスライン新版7年ぶり再来日

ブロードウェイミュージカル「コーラスライン」が東急シアターオーブで15日、開幕した。

「コーラスライン」One:Repriseワン・リプライズ(撮影:長谷川)

 

「コーラスライン」One:Repriseワン・リプライズ(撮影:長谷川)

ブロードウエイミュージカルの金字塔的傑作「コーラスライン」は、1975年にオフ・ブロードウェイで産声を上げ、同年7月にはオン・ブロードウェイで開幕。翌76年のトニー賞で最優秀新作ミュージカル賞をはじめとする全9部門を制覇、ビュリツァー賞など各賞を総なめにし、約15年間という当時としては史上最長のロングランとなるなど、ミュージカル史に燦然と輝く数々の記録を残す伝説的作品。この作品の、原案、演出、振り付けを手がけた天才マイケル。ベネットの初演版を忠実に再現した、瑞々しくパワフルなリバイバル版が7年ぶりとなる奇跡の再来日を果たす。

 
「コーラスライン」At the Balletアット・ザ・バレエ(撮影:長谷川)

ストーリーはとある新作ブロードウエイミュージカルのためのコーラスダンサーのオーディション会場。わずか8つの枠をかけ、ニューヨーク中のダンサーたちが成功を求めて集まってくる。最終選考に選ばれたのは17人の男女。稽古着に身を包んだダンサーたちが、それぞれの想いを胸に<コーラスライン>にずらりと並ぶ。これからどんな選考が行われるのか? 役を掴むことができるのか? 努力と挫折を繰り返す毎日の先に、夢見た成功はまっているのか? そんな彼らに、演出家ザックは語りかける・・・「履歴書に載っていないことを話してほしい。君たち自身のことを」と。

「コーラスライン」What I did for Love 愛のたみにしたことは(撮影;長谷川)

いくつもの涙の先に、輝くひとつの夢がある

選ばれたものだけが、きらびやかな衣裳、スポットライトを浴びることのできるダンサー。苦悩や挫折、年齢・容姿・人種といった自分らしさと向き合いながら、ひたむきに夢を追い、限られたチャンスに賭けるアンサンブルダンサーたちの姿は、それを見つめる観客のわたしたちの人生と重なり一体感を得るに違いない。

<愛する夢のために、すべてを賭け、悔いのない人生を生きる>その先に訪れる圧巻のフィナーレは、舞台上のダンサーたちだけでなく、毎日を懸命に生きるすべての人々に贈られるセレブレーションといえる。

「コーラスライン」One:Repriseワン・リプライズ(撮影:長谷川)

東京公演は8月15日~26日東急シアターオーブ、横浜公演は8月29日神奈川県民ホール、浜松公演は8月30日アクトシティ浜松、大阪公演は8月31~9月2日オリックス劇場、東京凱旋公演は9月5日~9日に開催。

ブロードウエイミュージカル「コーラスライン」の詳細は公式サイトまで。

 
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