スマホ利用者がグーグルを提訴 違法に行動追跡と主張

[20日 ロイター] – 米アルファベット<GOOGL.O>傘下のグーグルが、iPhone(アイフォーン)とアンドロイド搭載スマートフォンの利用者数百万人の行動を違法に追跡していたとして、カリフォルニア州に住む男性が補償などを求めてサンフランシスコの裁判所に提訴した。

17日付の訴状によると、グーグルはスマホ上の位置情報サービス「ロケーション履歴」をオフにすれば追跡されないと利用者に虚偽の説明をした上で、実際には行動を追って記録し、同州のプライバシー保護法に違反したという。

原告の男性は、ロケーション履歴をオフにして安心していたiPhoneとアンドロイド端末の利用者のための集団訴訟として認定することも要請している。

グーグルのこうした行為については13日にAP通信が報道し、プリンストン大学のコンピューター科学研究者グループが事実だと確認した。

グーグルはコメント要請に返答していない。

 
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