[24日 ロイター] – ロス米商務長官は、中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)<0763.HK><000063.SZ>が米制裁解除の条件として受け入れた社内の監視担当者について、元連邦検察官のロスコー・ハワード氏を任命した。
米政府は4月、ZTEが米国の対イラン・北朝鮮制裁に絡む合意に違反したとして米企業からの部品調達を7年間禁止。ZTEは主要事業が停止する事態に陥ったが、多額の制裁金支払いに加え、経営陣の刷新や社内に米国の監視担当者を置くことなどを条件に、制裁措置の解除で合意した。
ハワード氏は、ZTEがイランなどの制裁対象国に米製品を違法に販売しないよう監視を行うコンプライアンスチームを率いる。