英、EU離脱巡り好ましい合意なければ再び国民投票を=労組会議

[ロンドン 9日 ロイター] – 英労働組合会議(TUC)のトップは9日、英BBCテレビの番組で、欧州連合(EU)離脱交渉でメイ首相が英国内の労働者にとって好ましい合意をEU側と結べなかった場合、TUCは国民投票の再実施を支持すると表明した。

国内48の労組で構成するTUCのフランシズ・オグラディ書記長は「(離脱交渉の期間を2年に定めたEU基本条約)50条を延長すべきだ。この国や勤労者にとって有益な合意をまとめることに注力する必要がある」と述べた。

「ただ、首相がそれを実現する準備がないなら、国民の信を再び問う必要があり、早期の総選挙がないならば、国民投票が唯一の方法になる」と語った。

 
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