[10日 ロイター] – テニスの四大大会最終戦、全米オープンの女子シングルス決勝で、大坂なおみと対戦したセリーナ・ウィリアムズ(米国)が主審カルロス・ラモス氏を批判した件で、国際テニス連盟(ITF)はラモス氏の判定を擁護した。
ITFは10日、声明で「カルロス・ラモス氏はテニス界で最も経験豊富で、尊敬されている審判のひとり。ラモス氏の判定はルールに従ったものだった」と述べた。
セリーナはコーチングの違反で警告を受けた後、ラケットをコート上にたたきつけてポイントペナルティーを受けた。さらにラモス氏を「ポイントを奪った泥棒」と呼び、ゲームペナルティーを言い渡された。
セリーナは2─6、4─6で敗戦。この試合での言動で全米テニス協会(USTA)から1万7000ドル(約190万円)の罰金処分を科された。
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