パン屋さんで窺い知るフランス!?住みやすい(はずの)フランスの街リヨン

少しずつ秋も深まり、美味しいものが次から次へと出てくる季節になってきましたね。フランスの美味しいものと言えば、バゲット、クロワッサンなど、パン屋さんにも揃っています。今回はパン屋さんで見つかるフランスらしさをご紹介しましょう。

便利で頼れる街のパン屋さん

パンを焼くあのいい匂い…大抵のパン屋さんは朝早く6時〜7時開店です。つまり冬は日の出前から。コンビニなどないフランスで朝暗い中でも開いているのを見ると、心強く感じるもの。焼きたてホカホカのパンを仕入れて出かけるなんて、最高です。

日中ちょっと疲れて休みたい時、雨宿りしたい時などもパン屋さんへどうぞ。量はちょっぴりですがカフェを1ユーロ程度で出してくれることも多く、イートインコーナーで休憩することができます。そんな時は、サクサクふわふわのパンオショコラ(チョコレート入りデニッシュ)、ショソンオポム(アップルパイ)で腹ごしらえするのもいいですね。

便利でないこと、きれいでないことも、それが良い?

と言ってもそれはあくまで平日の話。夏の7、8月などバカンスの時期にお店が数週間休みというのは、パン屋さんでもよく見られます。普段でも日曜定休なのはもちろん、土曜日も休みの場合も。働く人もまず人間、週末はしっかり休みます。ワークライフバランスと言われなくても、それが当たり前なんですね。

ある人いわく、「このパン屋さんはオススメだよ。なぜならトングを使うから」…パンは手づかみ、レジでお金を数えて、髪が乱れたのを直し…、これを全部同じ手で片付けてしまうパン屋さんは結構たくさんあります。「それで病気になった人はいない」とは言え、慣れないうちは震え上がるかもしれません!

バゲットを買っても、包み紙は持ち手部分のみ、ということも珍しくありません。袋に入れて口を閉めてテープを貼って、手提げ袋に入れ、保存袋まで用意してくれるなんてやり過ぎ!と思えるようになったら、フランス流エコ生活に慣れた証拠ですね。

飛び出している部分にご注目!

美食の街リヨンのパン屋さんへようこそ

パン屋さん巡り、クロワッサンやバゲットの食べ比べ…誘惑とも楽しみともなるパン屋さんがリヨンにもいっぱいです。しかも日本に比べればお手頃価格。昼休みの時間に長蛇の列ができているパン屋さんを見かけたら、ぜひ見逃さないで寄ってみてくださいね!

 
関連記事