ラグナ・コロラダ(Laguna Colorada、赤の湖)は、ボリビアの南西部にある浅い塩湖です。ここの湖水の色は青でもなく、緑でもなく、淡い赤を呈しているのです。湖水の赤と砂の白が作り出す絶景が人々を魅了しています。
アルティプラーノ高原(Altiplano)にあるラグナ・コロラダは標高4278メートルで、チリとの国境に近く、面積は60平方キロメートル。この塩湖は、最深部でも1.5メートルしかない浅い湖です。
アルティプラーノ高原では彩りの潟湖が有名ですが、ラグナ・コロラダはその中では唯一の赤い湖です。
湖の中に生息している藻類の赤い色素と白のホウ砂の堆積のコラボレーションで、独特な光景を作り出しています。
さらに、ここに集まってくる大量のフラミンゴが湖面を彩り、自然が創り出す美しいシーンがもう1つの特徴。
ラグナ・コロラダは砂漠、岩と塩原に囲まれています。早朝の気温はマイナスになることは多々あります。そのため、観光客は夏の暖かい時期に訪れることが多いです。