[ロンドン 3日 ロイター] – 男子テニスのツアー統括団体のATPは3日、年間成績上位8選手によるATPツアー・ファイナル(ロンドンで11日開幕)をフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)が欠場し、錦織圭が繰り上がりで出場すると発表した。
4番手として出場権を得ていたデルポトロは、10月に上海の大会で右膝を痛め、それ以降欠場している。錦織は出場権争いで9番手につけていた。
ATPの声明でデルポトロは、2013年以来の出場となるはずだったファイナルを欠場するのは残念としながらも、「全体的にはとてもいいシーズンだった」と述べた。
通算4回目のファイナル出場となった錦織はツイッターで、「まずはデルポトロの速やかな回復を祈りたい」と述べ、次に「ロンドンでの戦いに加われてとてもうれしい。(下部の)チャレンジャー・シリーズからスタートしたこの1年がこういう結果となり、とても誇らしい」と心境をつづった。