[東京 12日 ロイター] – スルガ銀行<8358.T>は12日、岡野光喜・前会長ら9人の現旧経営陣に対し、計35億円の損害賠償を求める訴訟を静岡地方裁判所に提起したと発表した。
投資用不動産向けローンの不正融資問題に関する第三者委員会の報告書を受け、小澤徹夫弁護士をトップとする取締役等責任調査委員会が現旧経営陣の法的責任の有無と提訴の要否を検討していた。
同委員会は、創業家ファミリー企業への融資について調査を続けており、追加の報告書をスルガ銀に提出する予定。