11月14日、アメリカのマティス国防長官はニールセン国土安全保障長官と共に、南部テキサス州のメキシコ国境沿いを訪れ、中米からの移民集団の入国を阻止するために派遣された米軍部隊を視察しました。
キルステン・ニールセン米国土安全保障長官
「国土安全保障省と国防省は素晴らしい協力関係にある。貴方たちと協力できて光栄だ。誇りに思っている」
14日、ニールセン国土安全保障長官はマティス国防長官に同行して、テキサス州のメキシコ国境を守っている米軍部隊を視察し、兵士らを激励しました。現在、およそ5800人の兵士が国境に派遣されています。
ジェームズ・マティス米国防長官
「ニュースで何と言われようと、君たちは長官の命令に集中すればいい」
移民集団「キャラバン」はアメリカを目指して北上をしている途中、身元不明のメキシコ人ビジネスマンから自動車を提供してもらったことで、北上スピードがさらにアップしています。情報によると、13日にはすでに400人がカリフォルニア州サンディエゴと国境を接するメキシコ北西部のティフアナに到着しました。14日にも新たに350人の集団が到着しました。
10月25日、ペンス副大統領はインタビューを受けた際に、「キャラバンは海外の左翼組織が援助している」と述べました。移民の不法入国を防ぐため、トランプ大統領は11月9日、メキシコ国境からの不法入国者に対し、難民申請を拒否する大統領令に署名しました。