[東京 19日 ロイター] – NHKなど国内メディアは19日、東京地検特捜部が日産自動車<7201.T>のカルロス・ゴーン会長を金融商品取引法違反容疑で事情聴取を始めたと報じた。自らの報酬を過少に申告した疑いがあるという。
報道によると、過少申告した金額は億単位に上るとみられ、特捜部は容疑が固まり次第、逮捕する方針という。
日産自動車の広報担当者は事実関係を確認中としている。東京地検からはコメントを得られなかった。
ゴーン氏は仏自動車大手ルノー<RENA.PA>の会長兼最高経営責任者(CEO)も務めており、欧州市場でルノー株は一時前日比5.6%下落し、3年強ぶり安値をつけた。